ピアノは何歳から??
「始めればいいですか?」
とてもよく聞く質問です。
「音感がつくから3歳から!」「脳を鍛えるなら早いほうがいい」
そんなお話もよく聞きますよね。
ピアノは音感もリズム感もつきますし、
将来どんな楽器を楽しむにしても
「大きな譜面(ト音記号とヘ音記号)」が読めることは一生の宝物になります。
でも、早期教育が本当の意味でお子様の力になるかどうか。
実はその鍵は、ピアノの前に座る前の「毎日の生活リズム」に隠されているんです。
ピアノを弾くということは、言葉を覚えたり、お箸を練習したりするのと似ています。
「今まで自分の世界になかったものを、繰り返し練習して、当たり前に使えるようになる」こと。
たしかにピアノを通して集中力はつきます。
でも、その集中力の「種」を育てるには、
まずはお子様の毎日を一定のスケジュール通り過ごす習慣ができていること。
そうすると、何にしても、
「〇時だから〇〇する時間」という、切り替えに抵抗がなく、
一定の時間向かう新しい習慣も取り入れやすいのですよね。
「いまはピアノの時間」という切り替えが生活の中に馴染んでいると、頭も、目も、手足も、心もフル回転させる仕事量が多いために
少し力を込めて向かう瞬間も必要なピアノという新しい世界に対しても、
「まずやってみる!」という意欲が自然と湧いてくるのです。
そこで生まれる「できた!」という喜びが、
さらなる集中力を育て、音感やリズム感を時間をかけてゆっくりと定着させてくれます。
「好き・楽しい」の気持ちを大切にしながら、
生活の一部としてピアノと仲良くなっていく。
レッスンの合間に「今日は何して遊んだの?」とおしゃべりしながら、
「じゃあ、おやつの後にこれを1回だけ弾いてみようか^^」
なんて、子どもたちとの会話の中で、
生活のスケジュールに合いそうな提案をすることもよくあります。
毎日のリズムが一定だと、
「何かのついで」にピアノを弾くことが、
歯磨きのように当たり前の習慣になっていきます。
まずは今日、決まった時間にゆっくり眠ること。
大人も子どもも忙しい今の時代はこれが既にハードルが高かったりするんですが、
こんなことが集中力の種を作ってくれるんですよね。